2020-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬に泣いたわけ

「いろいろと要因はあるんだけれど、彼氏と会える今年最後の日にぼろぼろ泣いてしまって、彼氏のジェラピケのパジャマをわたしの涙で汚してしまった」 これはわたしの2020年12月28日のツイートだ。そんなに涙脆くはないタイプなのだが、この日は久しぶりに自…

香る

彼氏からはいつもとてもいい匂いがする。 何度も抱きついて嗅ぎたくなるような、優しくて、でもしっかりと印象に残る香り。原因はわかっていて、たぶん彼の家のボディソープだ。初めて彼の家に泊まりに行ったとき、彼がいつも使っているボディソープを借りて…

拝啓、夏があまり似合わなかった君へ

君を好きになったのは、昔々の文化祭の日だった。あのとき、ふらりと現れた君がわたしだけに声をかけて去っていったという思い出を忘れることができない。 それからは長らく君のことを想い続けていた。ご飯にも誘ったし、何度か用事を作って連絡をした。叶わ…

「クラスメイト」

ブログのネタがないので、以前から趣味でやっている歌詞解釈でも文字に起こしてみようと思う。 記念すべき第1回は、わたしのいちばん好きなバンドのひとつであるMr.Childrenからだ。両親の影響で、ミスチルは小さい頃から車の中でかかっていたし、中学時代か…

書けない

最近、なぜかブログが書けない。 わたしが主にブログに書いていたのは、恋愛のことだった。以前、恋愛について語るブログを始めたきっかけについて、「喋れる人が少なくて、でも需要はあるようなことを語ろうと思うと、恋愛に行き着いた」と書いた気がする。…

「酔っ払った君は特に可愛かった」

My Hair is Badの「グッバイ・マイマリー」という失恋ソングが好きだ。 初めて「グッバイ・マイマリー」を知ったのは、帰省した際に妹が「この曲がいい」と紹介してくれたときだった。検索してみたらYouTubeでライブの動画を見つけて、その曲に惚れ込んだわた…

白馬の王子様

自転車。 それが母の、高校時代わたしが付き合っていた元彼に対しての、一番強い印象らしい。 たしかに彼は自転車通学をしていた。その地味なママチャリがちょっと似合っていたかもしれない。でも高校同期には自転車競技の選手もいたし、大学に入ってから、…